オレンジリボンたすきリレーとは

「オレンジリボンキャンペーン」の一環として、たすきリレーが、2007年に初めて神奈川・東京でスタート。2016年12月現在、全国で約25の自治体に広がっている(井上調べ。添付資料参照)。

このリレーは競走ではなく、子どもの明るい未来を願う虐待防止の象徴であるオレンジリボンのたすきを掛けて、関係機関(NPO、企業、教育、行政、施設、児童委員、児相等)の職員が手をつなぎ市民と一つになって、「子どもに明るい未来を」「子どもの虐待をなくそう」「子どもの笑顔が一番」等と呼び掛ける啓発活動である。

2015年度に全国の児相が対応した虐待相談件数は103,260件で、前年度の88,931件から14,329件(16.1%)増えた。1990年度から25年連続で過去最多を更新した(2016年8月4日厚労省速報値公表)。また2014年度中に虐待で亡くなったと確認された71人(前年度69人)の子どものうち、無理心中以外は前年度より8人多い44人(うち0歳は27人)だった。

市民の理解と協力を求めると共に、虐待防止の取り組みは一機関だけでは無理なため、多機関が連携して役割を果たすことが重要であり、それが予防や支援の土台になる。このたすきリレーは、立場の違う者同士が一緒に汗を流しながら呼び掛けることで、一人ひとりのリズムが全体のハーモニーの中で一つにまとまり、何が大切かを自然に感じさせてくれ、協同の意識が育まれてくる取り組みである。